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ダンボール

引越しの際にどのくらいのサイズのダンボールをいくつ用意するか悩みますよね。ダンボールは荷物の種類に適したサイズを、荷物の量に応じて必要な個数用意するのがポイントです。この記事では、引越しに必要なダンボールのサイズや個数の選び方、ダンボールの入手方法、そしてダンボールへの梱包時に意識すべきポイントについてご紹介します。

引越しに必要なダンボールのポイント

引越しの準備にはダンボールが欠かせません。必要な個数は部屋の広さや人数、荷物の種類などで変わりますが、ある程度余裕をもった数を用意しておくと良いでしょう。ダンボールに荷物を詰める際は、箱の大きさごとに応じて詰めるものの重さを調整するのがポイントです。

ダンボールのサイズ

ダンボールにはさまざまなサイズがあり、引越し業者によって使用しているサイズが変わります。なかでも頻繁に使われるものは、「100サイズ」、「120サイズ」、「140サイズ」と呼ばれる3種類で、多くの引越し業者はこれら3種から大小2種類を選んで使用しています。

ダンボールに荷物を詰める際は、なるべく箱ごとの重量をそろえると運搬しやすくなります。大型のダンボールに重いものを詰めすぎると、箱が非常に重くなりケガや破損の恐れがあるためです。小型の100サイズには書籍など重量がある荷物を、大型の140サイズには衣類など軽い荷物を優先して詰めましょう。

必要な個数

ダンボールの大まかな必要個数は部屋ごとの面積で変わります。おおむねワンルーム(1R)での引越しは10個、1DKでは20~40個ほどが目安です。部屋数が多く大きい家であれば必要なダンボールも増えますが、基本的には住んでいる人1人につき10個を目安に考えると良いでしょう。

当然ですが、荷物が多い人はその分ダンボールも多く必要です。また、荷物がさほど多くなくても持ち物に重いものが多い場合は、小さなダンボールに小分けして梱包する必要があり必要なダンボールの数が増えます。荷造りをすると思いのほか荷物が多くなるといったケースは少なくありません。ある程度余裕を持ってダンボールを用意しておくことが、準備段階で覚えておきたいポイントです。

ダンボールの入手方法

引越しにダンボールは欠かせないものですが、引越しで必要となるような多数のダンボールを常備している人はあまりいないでしょう。そのため、基本的には引越しの際には新たにダンボールを用意する必要があり、主な入手方法を早くから知っておけば、迅速に集めて余裕を持って梱包に着手できます。

主なダンボール入手方法としては、「引越し業者からもらう」、「スーパーなどのお店からもらう」、「ホームセンターなどで購入する」の三つが挙げられます。それぞれの特徴を理解して、効率的にダンボールを集めましょう。

引越し業者のサービスを利用する

基本的には、引越し業者に引越しを依頼すると無料でダンボールをもらえます。枚数は業者やプランごとに異なりますが、多くの業者が50枚を上限としているようです。引越し業者からもらえるダンボールは業者自身も使っている引越し作業向きのもので、扱いやすさと頑丈さが担保されています。箱自体に中身を記入できる欄のあるものもあるため使い勝手が良いでしょう。

また、引越し業者の多くは使用後のダンボールを回収するサービスも提供しており、引越し終了後に使用後のダンボールを回収してくれます。なお、業者によって条件が異なり、業者自身のダンボール以外を回収しなかったり、いくらかの料金が必要になったりする場合もあるため確認しましょう。

スーパーやドラッグストアから譲ってもらう

全国各地にあるスーパーやドラッグストアからもらってくることも可能です。多くの店舗では商品搬入後の空いたダンボールを無料で入手できるため、荷物が予想以上に多かったり急に荷物が増えたりした場合に役立ちます。ただし、本来は店舗で購入した商品を運ぶ際のために提供されているため、ほかの利用者に配慮して持っていく数は必要最低限に抑えましょう。

なお、スーパーやドラッグストアで提供されているダンボールは一度使用済みのものです。そのため強度が落ちている可能性がある点に注意しましょう。特に生鮮食品や軽いものが入っていたダンボールは強度不足の恐れがあるため避けた方が無難です。強度だけでなく虫や臭いが付いている可能性もあるため確認しましょう。

ホームセンターや通販で購入する

ホームセンターや通販などに売っているダンボールを購入する方法もあります。新品のダンボールを自分の好みのサイズ・量に合わせて買いそろえられますが、当然ながらコストがかかります。

特長としては、ホームセンターでは自分の目と手で直接選べる点、通販では購入や持ち帰りのために店まで行く必要がない点が挙げられます。場所によってはダンボールに緩衝材や梱包テープが付属した引越しセットも売られているようです。引越しに不可欠な梱包資材をまとめてそろえられるため、せっかく購入するなら検討してみるのもおすすめです。

ダンボールに荷物を詰める際のポイント

多数の荷物をダンボールに詰めていく梱包作業は、どうしても時間がかかります。手際良く梱包を済ませて引越し作業全体のスピードアップを図るためにも、梱包の際に大切なポイントを把握しておきましょう。また、そもそも梱包してはいけないものもあるため注意が必要です。

梱包開始後は箱の底面が丈夫になるようテープで補強して、同じ種類や大きさのものをひとまとめに詰めます。いっぱいになった箱は側面と上面に中身や注意事項などを記入しておくと後々楽になるでしょう。

ダンボールに詰めてはいけないものを把握する

梱包作業を始める前に、ダンボールに詰めるものと詰めるべきでないものを把握しておきましょう。詰めてはいけないものを知らずに詰めてしまうと、梱包後に取り出す手間が生じたりトラブルや事故などに繋がったりする可能性があります。危険物やペットのようなわかりやすいものだけでなく、貴重品やリモコンなど梱包してしまいやすいものにも注意が必要です。

  • 貴重品
    財布や指輪、鍵などの貴重品は梱包せずに自分で持ちましょう。引越し当日に必要になることが多いだけでなく、万が一紛失した場合に貴重品は引越し業者の補償対象外となることが大半です。特に鍵は小さいため箱に入っているとなかなか見つけられません。鍵が手元にないと旧居での返却や新居への荷物搬入ができず大きな問題になるため気を付けましょう。
  • 危険物
    油や火薬、高純度アルコールなどの爆発する可能性があるものは基本的に引越し業者へ依頼できません。運送中の事故を防止するため、標準引越運送約款にて危険物の引き受けや運送を拒絶できると定められているためです。運びたい場合には業者に運送が可能か、どの程度の量までなら運べるかなどをまずは確認してみましょう。
  • リモコン
    テレビやエアコンなどのリモコンも梱包に要注意です。引越し当日でも使うことが多いうえに箱の中で荷物の隙間に潜り込みやすく、必要になった場合に取り出すまでに手間がかかります。リモコンだけでまとめておき、新居で家電設置後すぐ使えるようにしておきましょう。
  • ペット
    ペットのような動物をダンボールに詰めて運ぶことはできません。デリケートな扱いが必要になるうえに、ペット自身にも大きな負担がかかります。ペットと一緒に引っ越す場合は、引越し業者と提携しているペット輸送の専門業者に依頼するか、自家用車とケージを使い自分で運ぶことを検討しましょう。

側面に中身や注意事項について書いておく

荷物を詰め終わったダンボールには、順次中身や中身が置かれていた場所などをペンで記入していきましょう。新居に荷物を搬入する際に中身と場所がわかりやすくなり、スムーズな搬入で所要時間と手間を減らせます。

記入する際は箱の側面と上面に書くようにすると、ほかの箱と一緒に積まれていても表示が隠れません。また、割れ物のような運搬に注意が必要なもの、あるいは引越し当日にすぐ使うものには中身・場所と一緒に注意事項を記入します。赤ペンなど目立つ色で書きましょう。中身の種類に応じてテープの色を変える方法もおすすめです。

ダンボールの底が抜けないようにする

折りたたまれているダンボールを箱型に組んで使用するためには、底面をしっかりと固定する必要があります。特に引越しでは箱の中身が重くなることも多く、固定が甘いと底が抜けて荷物が落ちてしまうため注意が必要です。

固定はテープの貼り方を工夫して行います。底面中央の合わせ目に沿って1本貼るだけでなく、底面の辺にも貼ってH型、もしくは中央の1本と真ん中で交差するように貼って十字型にしましょう。書籍など重いものを入れる場合は、中央の1本に交差するテープを2本貼って「キ」の字型にするとより丈夫になります。テープを使わずに底フタを重ねるだけの固定は強度が弱いため避けましょう。

種類・大きさが同じもの同士を梱包する

荷物を梱包するときには、なるべく各箱で種類や大きさごとにそろえて詰めましょう。書籍・衣類など同種のものを集中して梱包すると、複数種のものをバラバラに梱包するよりも効率が良くなります。また、大きさが同じであれば梱包時箱の中に隙間ができづらくなり、荷物が動いて傷がつくことを防げます。また、同じものが1ヶ所にまとまっていれば箱の中身がわかりやすくなるという利点もあります。特に食器はさまざまな種類のものが数多くあり割れる危険性もあるため、詰め方の工夫が欠かせません。

まとめ

この記事では、引越しの際に必要なダンボールのサイズ・個数の目安やダンボールの入手方法、そしてダンボールへの梱包時に覚えておくべきポイントを紹介しました。引越しでは多くの荷物を安全に運ぶ必要があるため、ダンボールの調達は本格的な準備を進めるうえで欠かせません。なるべく早く的確なサイズ・数のダンボールを集めて、手際の良い引越し準備を行いましょう。