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引越しの不用品
  • リサイクル業者と提携して買取サービスを行っている引越し業者もあるので、事前に確認しましょう
  • 買い取りを検討する場合はコレクション品の買取実績が豊富な業者に依頼してみましょう
  • 不用品の処分を自治体に依頼した場合、不用品回収業者に依頼するよりもコストを低く抑えることができます。

引越しはものを捨てる絶好の機会なので、多くの場合、不用品が沢山発生します。不用品を処分するためにはさまざまな方法がありますが、人によって、また不用品の種類によって適した処分方法は異なります。処分のためにお金がかかる場合もあるため、アイテムごとに最適な方法で処分することを心がけたいものです。そこでこの記事では、引越しの際に処分されやすいアイテムや処分方法、費用の相場などを紹介します。

引越しのタイミングで処分しがちなアイテム

不用品になりがちな食器

ここでは引越しの際に処分する方が多いアイテムについて、捨てるかどうかの判断基準や買い替えのタイミングなどとあわせて解説します。

食器類

何かの行事や引き出物でもらった食器類や、特別な日や来客時のためと思って買ったものの食器棚の奥深くに眠っているグラス類など、日常使いはしない食器類は不用品に出されがちです。特にブランドものなど価値のある高価な食器類はなかなか気軽には使えず、もったいないけれどしまったままになっているというケースもあるでしょう。高価でも滅多に使う機会がなければ、思い切って処分してしまうと気が楽になります。その他、使い古して来客用に使えなさそうなものや別の食器で代用可能なものなども処分の対象としましょう。

もちろんそのままごみとして処分することも可能ですが、未使用品のブランドものであれば買取業者に依頼するというのも一つの方法です。

パソコンなどの電子機器

パソコンなどの電子機器は長く使っていると買い替えることもあるでしょう。引越しの機会に最新機種への買い替えを検討していたり、古くなった型が家に置き去りになったりしているなどということもあるかもしれません。パソコンは数年ほどで動作が重くなる、異音を発するなどの異常が出やすくなり、異常がなくても古い型では最新のソフトが使えない可能性があります。パソコンのモデルチェンジはペースが早いため、時期を考慮しつつ早めに買い替えを考えましょう。

ただし、電子機器は個人情報など重要な情報がデータとして残っているため、完全に削除できなければ手放すのは不安になるかもしれません。そんなときは、パソコン専門の回収サービスを利用すればデータの削除も依頼できるので安心です。

ピアノなどの楽器

趣味や習いごとの一貫として楽器を始めたものの、いつの間にか部屋の隅に置き去りになっていたということもあるでしょう。楽器を辞めてしまった場合だけでなく、実力の向上によりさらに良質な楽器に買い替える場合もあります。しかし、楽器は単価が高いものが多いうえに、ピアノなど一人では運べないような大きさのものもあり、いざ手放そうと思っても困ってしまうことがあります。特にサイズが大きいものは、処分するだけでもお金がかかってしまうのが悩みどころです。そんなときには、楽器専門の買取サービスを利用してみるのがおすすめです。店舗に持ち込みを行わなくてもオンラインで見積もりサービスを行っている業者もあります。

特に古い楽器を処分したいときには、長く放置して価値が下がる前に買い取ってもらう方がお得です。

コレクション

切手やヴィンテージのおもちゃ、ジュエリーなど大切にしてきたコレクション類を引越しのタイミングで整理しよう、という方もいらっしゃるでしょう。コレクション類を捨てるときは、それぞれのアイテムに対する思い入れを考えます。どのような価値や思い出があるか多く語れなければ、そのアイテムに対する思い入れが思ったよりも多くはないかもしれません。また、保管状態があまり良くなかったり、そもそも価値があるのかどうかよくわからなかったりする場合もあるでしょう。そういったものは、引越しが処分するチャンスです。

本当は価値があるのに、モノの価値がわからない相手に安く買い叩かれてしまって後悔しないように、買い取りを検討する場合はコレクション品の買取実績が豊富な業者に依頼してみましょう。

不用品を処分する8つの方法

1.引越し業者に依頼する

引越し当日に不用品を回収してくれるサービスを実施している引越し業者もあります。引越しの作業と同時並行で不用品の処分も行ってくれるため、時間をかけずに処分をお願いしたいという場合に最適です。また、リサイクル業者と提携して買取サービスを行っている引越し業者もあります。

一方で、不用品回収ができるエリアに制限があったり、回収・買い取りのできる品物に制限があったりするなど、引越し業者によってサービスの違いが大きいため、見積もり時などに内容を確認することをおすすめします。

2.不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は依頼をすれば自宅まで不用品を回収しに来てくれるため、自身で運び出しをする必要がありません。そのため、不用品の内容や数が多いという場合におすすめの選択肢です。業者によっては部屋(間取り)ごとの回収を行っている場合もあり、大量に不用品が出てしまって困っているというケースには特に有効です。

ただし、無料を謳ってチラシを配ったり、車で巡回したりする無許可営業の悪質な業者も横行しており、よく吟味して選ばなければトラブルに発展してしまう場合もあります。見積もりや買い取り時のオプションが明確に定められているか、Webサイトなどを持っているか、見積もりや領収書を書面で受け取ることができるかなどを確認しておきましょう。

3.粗大ごみ回収サービスを利用する

自治体ごとに粗大ごみの回収を行っているので、住んでいる市区町村ごとに回収品目や金額が変動します。自治体のWebサイトに回収方法の手順と大まかな品目ごとの金額が記載されているはずですので、チェックしてみましょう。1点ごとの回収費用は、業者を利用するより安価です。

なお、粗大ごみとして回収できるかどうかは、大きさや品目などいくつかの条件に該当しなければならないため、何でも回収してもらえるというわけではありません。エアコンやテレビ・冷蔵庫など家電リサイクル法対象の製品も回収できません。さらに、回収にあたって1件ずつ申請しなければならないため、不用品の数が多い場合も不向きです。

4.買取専門店を利用する

まだ利用価値のありそうなものや、ごみとして回収してしまうにはもったいないけれど手放したいというものは買取専門店に依頼してみると良いでしょう。Webサイトや電話から無料で見積もりができるパターンが多く、出張買い取りが利用できれば店舗に持ち込む手間もかかりません。買取専門店はブランドバックや楽器、おもちゃなど特定のジャンルのみを買い取り対象にしている場合と、さまざまな品目に対応している場合があります。まとめて不用品を出したいという場合は後者がおすすめです。

ただし、ものや状態によっては値段をつけることができず買取不可というパターンも出てくるので、二度手間になってしまうという恐れがあります。

5.リサイクルショップを利用する

リサイクルショップに持ちこむという方法もあります。買取専門店に比べ、衣類や雑貨類なども買い取り対象にしているなど、より買取内容に幅をもたせているところがメリットですが、買取専門店ほどの査定結果にはならない場合が多いようです。

持ち込み品のみというリサイクルショップもありますが、出張買い取りを実施している場合は大きなサイズの家電や家具も対応してもらえる場合もあり便利です。

6.オークションやフリマアプリで販売する

ネットオークションや近年利用者が急増しているフリマアプリで不用品を手放すという方法もあります。自分の好きなタイミングで、かつ自身で販売する金額設定ができるため、売ることができれば納得のいく金額で取引できることがメリットです。

ただし、出品にあたっては1品ずつ写真を撮影して商品状態の記入をし、落札・購入した相手に適宜発送する手間がかかります。大量に出品したい場合はかなりの労力を要するでしょう。また、取引を行うにあたって金銭授受のトラブルが発生する可能性があることや、期間内に必ず売れるとは限らないという側面もあります。

7.友人に譲渡・売却する

自分がいらないと思ったものでも、友人に声をかけてみたら「ぜひ欲しい」という反応が返ってくることがあるかもしれません。引越しの準備や荷造りを友人に手伝ってもらったときにそのまま持ち帰ってもらえば、業者に依頼するよりも手間もかかりません。大型の家具など運搬が難しい場合は、運送会社やトラックを利用しましょう。

ただし、いくら相手が友人とはいえ「親しき仲にも礼儀あり」です。無理やり渡すことのないよう、あくまでも「できればもらってくれたら嬉しいな」という気持ちで尋ねてみましょう。

8.団体へ寄付する

福祉施設やNGOへ寄付ができる団体に送るという方法もあります。団体によって新品しか取り扱っていない場合や中古の品物でも可という場合などさまざまですので、詳しくは団体のWebサイトや問い合わせをして確認しましょう。衣類や日用品、学用品、楽器、雑貨など対象になる品目は多く、不用品を送ることでそれを必要としている人たちに使ってもらえるという社会貢献ができるのは大きなメリットです。

不用品処分の費用相場

不用品となった家電製品

最後に、実際に不用品を処分した場合にどのくらいの金額がかかるのか見ていきましょう。ここでは不用品回収業者に依頼する場合と自分自身で自治体に連絡し処分する場合を比較します。ここでの情報はあくまで相場ですので、より詳しい金額が知りたい方は回収業者や自治体ごとにお問い合わせください。

不用品回収業者の相場

不用品回収業者に依頼した場合、以下の基本料金のほかに人件費や階段・エレベーター昇降などのオプション費用がかかる場合がありますので、見積もりはしっかりと確認しましょう。

不用品名
金額
ベッド 3,000~10,000円程度
ソファ 2,000~5,000円程度
タンス 3,000~8,000円程度
テレビ 2,000~5,000円程度
冷蔵庫 3,000~6,000円程度
洗濯機 3,000~6,000円程度

自治体の相場

 不用品の処分を自治体に依頼した場合、前述のとおり不用品回収業者に依頼するよりもコストを低く抑えることができます。一方で、回収のスケジュールが平日の朝早い時間帯であることや、家電リサイクル法の対象品目となるテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機は自治体で回収できないという点に注意しましょう。

不用品名
金額
ベッド 1,000~3,000円程度
ソファ 500~3,000円程度
タンス 300~3,000円程度
テーブル 300~1,000円程度

処分費用とは別にかかるリサイクル料金

自分でテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機のいずれかを処分したいという場合は、リサイクル料金を支払って家電量販店または特定の集積場所にて処分を行うことになります。処分する家電製品を買ったお店で、もしくは買い替えをした場合は下取りという形で引き取ってもらいましょう。もしも該当する店舗が近くにないという場合は自治体に相談をして対応してもらいます。リサイクル料金は以下のとおりです。

不用品名
金額
テレビ(液晶~15型) 1,836円~
テレビ(液晶16型~) 2,916円~
エアコン 972円~
冷蔵庫(~170L) 3,672円~
冷蔵庫(171L~) 4,644円~
洗濯機・衣類乾燥機 2,484円~

まとめ

荷造りや整理を進めるにあたってさまざまな種類の不用品が出てくるでしょう。面倒だからといって一つのサービスにまとめて処分してもらおうとしてしまうと、かえって手間や時間がかかりかねません。処分したい品物や量に合った処分・回収方法を選ぶことで、効率的に荷物を減らすことができます。すっきりとした気持ちで新居に引越しができるように、計画的に不用品処分を行いましょう。