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ダンボールと軍手とガムテープ
  • 引越し業者によっては「ダンボール無料」と謳っていても、見積もり金額の中にダンボールの代金が上乗せされているケースがあるので注意が必要です
  • ダンボールを探す際は、ダンボールに印刷されている商品名などを見て、重量のある商品が入っていたものを選ぶのがおすすめです。
  • 引越し業者によっては、自社のダンボール以外は回収しないというところもあるため注意が必要です

引越しに欠かせない工程に「梱包」があります。多くの荷物を運びやすい形で梱包するには、大量のダンボール箱が欠かせません。ではダンボールを効率的に入手するにはどんな手段があるでしょうか。この記事では、無料でダンボールを手に入れる複数の方法を紹介します。引越し後もダンボールを活用できる、知って得するポイントも合わせて解説するのでぜひ参考にしてみてください。

無料で引越し用ダンボールを入手する方法

段ボールに荷造りしている男性

引越し業者から無料でもらう

多くの引越し業者では契約者に、一定数のダンボールやガムテープなどを無料で提供しています。ダンボールの個数は引越し業者によって違いはありますが、最大50枚までというところが多いようです。

一般的な一人暮らしの引越しではだいたい15個、荷物が多めなら20個が目安です。家族の引越しでは、1人あたり15~20個と考えると良いでしょう。

一人暮らしの引越し だいたい15個、荷物が多めなら20個
家族の引越し 1人あたり15~20個

また、ダンボールの大きさは、大小の2種類を準備すると効率よく荷造りできます。小さなダンボールには本や食器など重いものを、大きなダンボールには衣服などの軽いものやかさばるものを入れることがコツです。小さなダンボールでも本をいっぱいに詰め込んでしまうと、重くなりすぎてダンボールの底が抜けてしまうため注意しましょう。

引越し業者が提供するダンボールも大小2種類がセットになっていることが多く、小さなサイズは100~110サイズ、大きなサイズは120~140サイズのように、縦・横・高さの合計でサイズ名がつけられているものが提供されています。

小さなサイズ 100~110サイズ
大きなサイズ 120~140サイズ

なお、引越し業者によっては「ダンボール無料」と謳っていても、見積もり金額の中にダンボールの代金が上乗せされているケースがあります。見積もりの際にしっかり確認しましょう。

お店からもらう

引越し業者から無料でもらえない場合やもらった枚数では足りない場合などは、ちょうど良いダンボールを自分で準備しなければなりません。無料でダンボールを手に入れる手段の一つに、近くのお店からもらうという方法があります。主に以下のようなお店でダンボールを入手可能です。

1.スーパーマーケット・食料品店

スーパーマーケットや食料品店では、お店によって店頭に自由に持ち帰ることのできるダンボールコーナーがあります。ダンボールコーナーがない場合も、お願いすれば気軽にもらえることが多いです。ただし、生鮮食品などの汚れや臭いがないか、濡れていないかなどには注意しましょう。

2.ドラッグストア

ドラッグストアでは、重たい洗剤やかさばる紙類(オムツなど)が入っていたものなど、強度があって大きなダンボールも見つかる可能性が高いです。近くにドラッグストアがあるならば、最初に行ってみるのがおすすめです。

3.カー用品店

カー用品店では、新品のタイヤやホイールが入っていたダンボールがおすすめです。重さに対する耐性もあり、丈夫で綺麗なものが多いです。ただ、入荷の時期がまちまちでいつもたくさんあるわけではないため、事前にお願いしておくと良いでしょう。

4.家電量販店

家電量販店では、購入者が箱のまま持ち帰ることも多く、あまり廃棄するダンボールは発生しません。しかし、デリケートな家電製品が入っていたダンボールは、作りがしっかりしているものが多く、緩衝材がついたままのものもあります。引越しには不向きな大きなものもありますが、姿見などの大きなものや形が変わったものの梱包に使えることがありますので、必要に応じて確認してみましょう。

5.コンビニエンスストア

コンビニエンスストアでは多様な商品を扱っていますが、専用ケースで納品される商品が多いため意外と廃棄するダンボールは出ません。ただ、多様な商品を少しずつ仕入れるため、小さめのダンボールをもらえる場合もあります。

家族・友人・知人からもらう

最近はネットショッピングの普及もあり、個人の家でもダンボールが溜まっているケースがあります。また、最近引越しをした方の家にも、ダンボールが残っていることがあるでしょう。

ただし、当然ながら個人で所有しているダンボールの数には限りがあります。個人から譲り受けるだけで引越し全部のダンボールを賄うのは難しいでしょう。どうしてもあと数枚足りない、というときには声をかけてみましょう。

引越しで使いやすいダンボールを選ぶポイント

強度がある

引越しでは、本や食器など重たいものを入れても壊れない強度のあるダンボールが必要になります。ダンボールには用途によって種類があり、引越し用に適しているのは耐荷重が15~20㎏のものです。自分で店舗などからもらってくる場合、厚みがあり、底がしっかりしたものを選びましょう。引越しの途中でダンボールの底が抜けてしまったりすると、運搬に支障が出るだけでなく、中の荷物にも傷がついてしまいます。

ダンボールを探す際は、ダンボールに印刷されている商品名などを見て、重量のある商品が入っていたものを選ぶのがおすすめです。例えば、ペットボトルが入っていたダンボールは頑丈で清潔であり、違うメーカーのものであっても商品の大きさがほぼ同じなので、ダンボールも同じ大きさのものをそろえやすいでしょう。また、スナック菓子などの潰れやすいものが入っていたダンボールは、強度のあるものが多いようです。

清潔である

引越し業者から提供された新品のダンボールを使用するならば安心ですが、食料品などが入っていたダンボールの場合は、食品の臭いや汁、害虫の卵などがついていないかの注意が必要です。

臭いがあると、中に入れる荷物に移ってしまいます。また、汁などの液体がついているダンボールは清潔さだけではなく、濡れていることで強度が落ちる問題もあります。強度が落ちると破損につながりますので、臭いがなくても濡れているダンボールは避けましょう。また、食料品のダンボールでなくても、倉庫に長く置かれることで汚れや害虫の卵がついてしまうケースがあります。隅々までよくチェックして、清潔なものを選ぶことが大切です。

大きさがそろっている

ダンボールの大きさがばらばらだと、トラックに積んだ際に隙間ができて崩れやすくなり、安全な状態を保って運搬することが難しくなります。また、無駄な隙間が多いことで、積み切れない荷物が出てくるケースもあります。

荷造りの際にも、ダンボールの大きさに合わせて梱包する荷物を考えなければならず手間が増えてしまうでしょう。梱包しやすさと新居での荷解きのしやすさを考えると、大小2種類くらいの大きさでそろえるのがおすすめです。

引越し後のダンボール活用術

ゴミ箱

新居で荷解きをしていると、ガムテープや梱包材などたくさんのゴミが出ます。大きなゴミ袋を用意してそこにとりあえず放り込むのも一つの方法ですが、ダンボールにゴミ袋をかぶせて即席のゴミ箱にするという方法もあります。ゴミ箱が自立して口も空いているのでゴミを入れやすく、片付けの効率も良くなります。また、袋がいっぱいになったら取り替えれば良いため、何度も使用できます。いくつか作って分別に使用することも可能です。

ちょうど良い大きさの箱があれば、100円ショップやホームセンターで売っているリメイクシートなどを使って好きな柄に仕上げ、そのままゴミ箱として使用することもできます。

テーブル

進学や就職で新生活を始める場合など、入居してすぐは家具がまだそろっていないこともあるでしょう。そんなとき、ダンボールをテーブルの代わりに使用できます。食事など、床に置いたまま食べるのはとても味気なく感じるものですが、ダンボール一つあれば少しは食事が楽しくなるかもしれません。

衛生面が気になる場合は、テーブルクロスの代わりになるようなバスタオルなどを敷くと良いでしょう。DIYがブームなこともあり、ダンボールを使ったテーブルの作り方もインターネットにたくさんの情報がありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

家具の下敷き

賃貸住宅に引っ越した場合、重い家具を置いたときに床や畳に跡がついてしまうことがあります。それを防ぐために、直接家具を置かずに家具の下にダンボールを敷くという方法があります。

そのまま下に敷いても良いですし、大きな家具などはダンボールを小さくカットして、家具の4つの角に敷くだけでも効果があります。床を傷つけてしまうと退去時に修繕費用が高くついてしまうことがあります。最初からダンボールを敷いて床を保護し、大切な新居に傷をつけないように気を配りましょう。

キャットタワー

ちょっと変わった使い方ですが、ダンボールは猫のおうちにもなります。猫は箱が大好きな生き物です。ダンボールに出入りするのにちょうど良い穴をあけ、タオルや毛布を敷いてあげれば気持ちの良いおうちができあがります。

また、もうひと工夫して、穴をあけたり積み上げたりしてキャットタワー代わりにもできます。使い古してボロボロになっても、もともと無料だったダンボールですので気軽に捨てられるのも嬉しいポイントです。

シューズボックス

同じ大きさのダンボールを並べたり重ねたりすると、収納として利用できます。特におすすめなのはシューズボックスです。シューズボックスがない物件では、サンダルや靴が玄関に出しっ放しになってしまいます。そんなとき、横向きにしたダンボールを重ねて靴を一つずつ収納していけば、即席のシューズボックスとして利用可能です。使いたいときにすぐ取り出すことができ、靴が増えたら箱を増やせば良いだけなので、カスタマイズも容易にできます。

ベッド

最近では、災害時の避難所などにも取り入れられているダンボールベッドですが、引っ越したばかりでまだベッドがない場合は、大きめのダンボールを並べて簡易ベッドにしてみてはいかがでしょうか。ベッドにするダンボールの中に、余ったダンボールを切ったものを対角線に入れることで強度が増すので、壊れにくくなります。床に直接布団を1枚敷くよりは、意外と快適に寝ることができます。

引越し後に不要になったダンボールの処分方法

部屋いっぱいの段ボール

引越し業者に渡す

多くの引越し業者では、使用後のダンボールの回収サービスを提供しています。荷解きが終わったら電話をし、回収に来てもらうという形が多いようです。ダンボールの回収が有料か無料か、いつまでに回収してもらえるのかは引越し業者によって異なりますので、契約などの際に確認しておくと良いでしょう。引越し業者によっては、自社のダンボール以外は回収しないというところもあるため注意が必要です。

ゴミに出す

ダンボールは「資源ごみ」として自治体で回収されます。引っ越した日によっては回収日が先ですぐには処分できない場合もありますが、無料で回収してもらえます。

資源ごみに出す場合は、引越し先の自治体のルールを守って出すようにしましょう。

また、自治体によっては、資源ごみを自由に入れることのできる「エコボックス」や「エコひろば」などのスペースもありますので、事前に確認しておくのがおすすめです。

古紙回収業者を利用する

ダンボールの回収は、引越し業者以外にも、古紙回収業者やリサイクル業者、不用品回収業者も行っています。業者によって、無料で引き取ってくれる場合もあれば有料の場合もあり、さらに買い取ってもらえる場合もあります。すぐに処分したい場合には便利な方法ですが、依頼する前によく確認しておく必要があります。

まとめ

今回は、引越しに欠かせないダンボールの準備から処分方法までをご紹介しました。引越しには色々な準備が必要ですが、ダンボールの準備は梱包や運搬効率、安全にも大きく影響することがおわかりいただけたかと思います。少しでも引越しの大変さを軽減するために、一つの方法にこだわらず、自分の引越しスタイルに合った方法を見つけましょう。