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スマホで見積もりをする女性
  • 引越し一括見積りサイトは時間がかからないメリットがあるものの、勧誘が来るなどのデメリットも
  • 正確な見積りのためには、物件や荷物の情報を正しく伝える必要がある。
  • 悪質な業者を選ばないために、見積書に事業許可番号や担当者の連絡先が記載されているか確認。

引越しの見積もりをネットでお願いしようと考えている方は多いでしょう。

引越し一括見積りサイトはとても便利ですが、事前にどういった特徴があるのか知っておくことが重要です。

この記事では、ネットの引越し見積もりのメリット・デメリット、および正確な見積もりを算出するためのポイントについて解説します。

引越しの見積もりは必要か

そもそも、引越し料金の見積もりはなぜ必要なのでしょうか。

まず、引越しは繁忙期と閑散期で大きく料金に差が生まれます。

一般的に繁忙期は3~4月といわれており、たとえ同じ条件であったとしてもこの時期は料金が高くなることがほとんどです。

また、引越しをする物件の条件や積載する荷物量・トラックが移動する距離によっても変動するため、見積もりはその都度行うことが必要です。

引越し見積もりの方法としては、主に三つあります。

  • 電話見積もり
  • 訪問見積もり
  • インターネット見積もり

電話見積もりは口頭のみのやりとりで行う最も簡単な方法ですが、電話見積もりのみで完結させるという業者はあまり多くありません。

訪問見積もりは昔から一般的に用いられる見積もり方法で、引越し業者が直接依頼主の物件を確認します。

これら二つの見積もり方法に加え、インターネットの普及によってネット上で見積もりを行うことのできる業者が最近は増えてきました。

引越し一括見積りサイトのメリット

時間がかからない

ネット上のWebサイトから見積もりを行うため、時間をかけず手軽に見積もり依頼ができるというのが一つめのメリットです。

電話見積もりは引越し業者の営業時間中でなければならないですし、訪問見積もりも業者との打ち合わせのうえ日時を決めなければいけません。

しかし、ネット見積もりであれば時間帯を気にせず好きなときに依頼できるので、とにかく時間がないという場合に便利です。

また、記入する内容もあらかじめ設定されているので、指定された項目のみを埋めていけば簡単に済ませられます。

業者ごとに連絡する必要がない

インターネット見積もりは一括で複数の業者の見積もりを依頼できるシステムになっています。

そのため、引越し業者ごとに何度も連絡をする必要がなくなり時間の節約ができるというのはメリットでしょう。

新旧の住所などの個人情報、そして荷物の総数など引越し業者ごとにそれぞれ入力するのは手間がかかりますし、自分で探した業者でしか見積もりをとることができません。

膨大な引越し業者のなかから自分の引越し条件とぴったり合う業者を地道に探すのは時間がかかるものです。

一括見積もりを利用すれば、自分の条件に合う引越し業者を探し出せる可能性が高くなります。

複数業者の比較をしやすい

一括で見積もりを申請した場合、内容や条件が同じであることから業者ごとの比較検討が明確になります。

引越し料金の相場というものは、実際に見積もりの依頼をしてみないと見極めるのはなかなか難しいでしょう。

少ない候補で見積もりを依頼したところで、果たして本当にその見積もり金額が適正値であるのかは判断がつきにくいところです。

その点、多くの候補業者から見積もり額を提示してもらえることは、ある程度の相場が自然と可視化できます。

さらに料金体系だけでなくサービスの内容比較も簡単なので、どの業者が合っているのかという情報収集が簡単にできるようになるでしょう。

引越し一括見積もりサイトのデメリット

時間の制約がなく、短時間で複数の業者の比較ができるというインターネットでの見積もりですが、デメリットも存在します。

こちらもしっかりと把握しておきましょう。

勧誘が来る

大半の一括見積もりサイトの仕組みとして、引越しをしたいと考えている人の情報を各引越し業者に明け渡すことで利益を得ています。

つまり、見積もりサイトから顧客情報を入手した段階で勧誘という営業活動をしなければ、引越し業者側は見積もりサイトに利用料を支払うだけになるのです。

このような背景があるからこそ、見積もりを依頼した直後に各社からダイレクトメールや電話等で勧誘が来るという流れになります。

また、無理やり連絡をとろうとしつこく勧誘を続けてくる悪徳な業者も残念ながら存在します。

通常、見積もり依頼の際には電話番号と連絡可能な時間帯の情報を入力することが多いですが、その時間帯を無視して連絡をしてくることもあるようです。

なんとか契約をとろうと執拗に勧誘される場合があることも念頭に置いておかねばなりません。

値引き交渉できるのか不安

一括見積もりサイトに登録すると、簡易的にメールで返信がくることもよくあります。

その段階で値引き交渉に応じてもらえるかどうかわからないというのは懸念点の一つでしょう。

特に繁忙期の場合、トラックの空車率が低く値段を下げなくても受注が来る場合が多いため、高めの値段設定にしている引越し業者が多くあります。

そもそも、引越し料金は季節によって変動するため、確定した金額というものが存在しません。

その分値引きできる余地を残した料金を提示してくる業者が多いのですが、メールでの返答の際は交渉に応じてくれるかどうか読み取ることが難しいでしょう。

実際のところは、一括見積りをしてから狙っている引越し業者に連絡をして、その後の段階で値引き交渉に踏み切るというパターンが多いようです。

しかし、一括見積りの段階で値引きの余地があるかどうか早く知りたいという場合は煩わしく感じるかもしれません。

引越し業者からばらばらに見積もりが来る

複数の引越し業者に一度に見積もり依頼ができるということは、依頼を簡単に済ませられるというメリットの反面、それだけいくつもの業者の対応に追われるという側面もあります。

見積もり依頼は一度にできても、その後の対応は一社一社個別に対応しなければならないのです。

また、比較できる業者対象が多くなるのはメリットであると同時に、選択肢が多すぎて選べないということにも繋がります。

比較対象を選別できる場合は、ある程度数を絞った方が負担を減らせるでしょう。

一括見積もりでは正確な金額は出せない

一括見積もりサイトは同じ条件での相場を知るには便利ですが、その金額はあくまで「概算」です。

入力した荷物の量や移動距離など入力した条件は限られているため、実際のところ正確な金額を出すには訪問見積もりをしてもらうことが多いです。

引越し料金には基本料金のほかに梱包や積み込み、養生、スタッフの人数、トラックのサイズなどさまざまな条件が折り重なって決定されます。

それぞれの業者がどの範囲まで基本料金内で行ってくれるのか、どこからがオプションサービスになるのか把握しておかないと後で予想以上の料金に膨れ上がってしまった、ということになりかねませんので注意しましょう。

引越し一括見積りサイトの特徴

自分のプランにあったものを選択してスムーズな引越しを実現させましょう。

サイト名 A社 B社 C社 D社 E社
電話番号 不要 必須 必須 必須 必須
提携業者数 開示なし 開示なし 開示なし 225社 6社
キャンペーン 条件あり 条件あり 条件あり 条件あり 電話見積でポイントゲット
~特徴 荷物の量の入力不要 荷物の量の入力不要 荷物の量の入力不要 荷物の量の入力・スキップ選択可能 会員登録の必要あり

安い引越し業者と契約するためには

複数の引越し業者の見積りを取る

自分で作業する分を増やして必要な分だけ引越し業者のサービスを利用すれば、引越し費用を抑えられます。

引越しの料金は引越し業者が提供するサービスによって異なるため、まずは複数の引越し業者の見積りを取り、自分にとって一番リーズナブルな引越し業者を選びましょう。

地域密着の中小業者も視野にいれよう

引越し業者には大手業者と地域密着の中小業者がありますが、近距離での引越しは中小業者の利用も検討しましょう。

多くの中小業者は一定の地域で地域密着型のサービスを展開しているため、地域内に土地勘があり柔軟な対応を期待できます。

また、スタッフの人数が比較的少ない分チームワークが良く、同じスタッフに一貫して対応してもらえることが多いためコミュニケーションが円滑に進む可能性も高くなります。

さらに料金も大手より安いことが多いため、引越し業者の充実したサービスを受けつつ安価に引っ越すことができるでしょう。

悪質な引越し業者を選ばないためのポイント

一部の悪質な引越し業者と契約をしてしまうと、予約金や手付金を請求されたりするなどトラブルにあう可能性があります。悪質業者を見抜くためのポイントを以下にて紹介します。

  • 見積り書に事業許可番号見積り担当者の氏名が記載されているか確認国土交通省の事業許可を受けている場合には、必ず見積り書に許可番号が記載されます。
  • 口コミなどを事前に確認しておく参考程度になりますが、口コミでの評価を見ておくこともひとつの方法です。

引越し一括見積りサイト利用の流れ

大まかな引越し見積りサイトの利用の流れは以下のとおりです。登録した引越し見積りサイトや、提携している業者ごとに、見積り依頼後の流れは変わるため、引越し見積り業者とご相談するといいですね。

  1. 引越し見積りまとめサイトを選ぶ
  2. 現在の住所と引越し先の住所等の情報を入力 
  3. 完了後は登録したメール宛てに見積りが届く
  4. 引越し業者の決定!

それぞれ工程の特徴を以下にてご紹介していきます。

 1.引越し見積りまとめサイトを選ぶ

見積りサイトによっては、メールアドレスの他に電話番号も入力する必要があります。また、サイトごとにキャンペーンが異なるため、自分にあったサイトを選びましょう。

 2.現在の住所と引越し先の住所等の情報を入力

現在の住所や引越し先の住所の他に、荷物の量や建物のタイプや間取りを入力していきます。

荷物の量について入力する際には、処分する予定のものは入力しないなど、正確に入力していくことがおすすめです。

 3.完了後は登録したメール宛てに見積りが届く

入力が完了したら、選択した引越し会社からメールが届きます。引越し業者によって内容は異なりますが、基本的に以下の内容となっています。

  • 入力した情報を元にした簡易査定金額の結果
  • メールや電話、訪問での詳細見積りの提案

正確な見積もりのためにできること

それでは、見積もり額を正確に出すためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。

後になって予想外の金額に膨れ上がってしまったといったトラブルが起こらないよう、事前に注意すべきポイントを整理しておきましょう。

運んでもらう荷物を決める

まずは新居まで運ぶ荷物の選別をしっかりとしておきましょう。

引越し料金は荷物の量で大きく金額が左右されます。申告した荷物の量によってスタッフ数やトラックのサイズなどが決定されるからです。

そのため、引越しのタイミングを機に不用品の処分や断捨離を行う予定があるなら、持っていく荷物の積載量を明確にすることでより正確な引越し料金が算出できます。

また、より正確な情報をはじき出すためには物件の階数・エレベーターの有無・物件前の道幅など、引越し料金が高くなる可能性のある条件を先に提示しておくとより安心です。

加えて、解体しなければ搬入できない家具、クレーンなどで吊り下げて搬入する家具に関しても基本料金外となるパターンが多いので申告しておきましょう。

部屋を整理しておく

一括見積もりサイトで「この業者にしてみようかな」という目星を付けたら、次の段階として訪問見積もりをしてもらうことが一般的な流れです。

その際に気を付けたいのが、あらかじめ部屋を整理しておくことが重要だということです。

整理整頓されていない状態で訪問見積もりをお願いした場合、荷物量の把握が難しく実際よりも多く見積もりをされる可能性があります。

不要なものを区別するためにも、ある程度早い段階から部屋の整理を始めた方が安心です。

不用品の処分方法を明確にする

特に大型の家具や家電など、すぐに処分が難しいものは早めに処分する方法を決めておきましょう。

見積もりの段階では不用品として処分する予定だったのに、いざ引越し当日になって処分が間に合わなかったので新居に持っていくとなると引越し業者も困ってしまいます。

不用品処分をオプションサービスとして行っている引越し業者もありますが、もしなかった場合は引越し当日までに処分する方法を決めておきましょう。

以下は不用品の処分方法の一例です。

  • 不用品回収業者に依頼する
  • 自治体の粗大ごみ回収に依頼する
  • リサイクルショップ・買い取り専門店で売る
  • ネットオークション・フリマアプリを利用する
  • 知人に譲る
  • 寄付する

どの方法を選んでも共通しているのは、処分にあたっては余裕をもって行動するべきという点です。より効率的な処分方法は何なのか早めに検討しておきましょう。

引越し業者の作業範囲を決める

引越し業者は荷物をただ新居まで運搬するだけでなく、オプションサービスとしてさまざまなサービスや作業範囲の拡充ができる場合があります。

例えば荷造りや荷解きの代行、部屋のクリーニングや不用品の回収などがそれにあたります。

どのサービスが無料・有料であるかは引越し業者によって異なりますので、オプションサービスを依頼したい場合は引越し業者に確認してみましょう。

なるべくコストをかけたくないという場合は最低限の荷物の運搬以外は自身でこなさなければならないでしょうし、時間がない・不安があるといった場合はオプションサービスを利用したうえでの見積もり額を算出しましょう。

まとめ

インターネット環境やスマートフォンが普及したことによって、手軽にオンラインで見積もりができるという引越し業者も増えてきました。

自分の好きなタイミングで申し込みができるのは嬉しいポイントですが、便利な点ばかりではありません。

この記事を参考に、改めてどのような見積もり方法を検討すべきなのか、参考にしていただければ幸いです。